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皆さんこんにちは!
有限会社竹下石材店、更新担当の中西です。
さて今回は
~続いていくご家族の物語づくり~
私たちは日々、「お墓」という特別な存在と向き合いながら、お客様と一緒に“これからのご家族の物語”を形にするお手伝いをしています。
しかし現代では、核家族化やライフスタイルの変化、価値観の多様化によって、「お墓」に対する考え方も大きく変化してきました。
「お墓は本当に必要なのか」
「子どもに迷惑をかけたくないから、お墓はいらない」
「永代供養や樹木葬の方が良いのではないか」
そんなお声を耳にすることも増えています。
そうした中で、墓石業を営む私たちが一方的に「お墓は大切です」と言うだけでは意味がありません。
このブログでは、
・そもそも「お墓」とは何なのか
・墓石商としてどのような思いでお客様と向き合っているのか
・これからのお墓づくりで大切になる考え方
を、現場の視点からお伝えしたいと思います。
お墓には、法律的・宗教的な側面だけでなく、「ご家族の心の拠りどころ」としての役割があります。
例えば、
・命日やお盆、お彼岸にお墓を訪れることで、ご先祖様に感謝する時間を持てる
・学生の頃や受験前、転職の時、人生の節目に「心を整えに」お墓へ足が向く
・家族や親戚が集まり、自然と家族史の話になるきっかけとなる
お墓参りそのものが、ご家族にとって「心の儀式」のような意味合いを持つことも少なくありません。
忙しい日々の中で、静かに手を合わせる時間は、実はお参りする“自分自身”の心の整理にもつながります。
そして、その心の拠りどころとなる象徴が「墓石」です。
形があり、触れられ、名前が刻まれ、年月を重ねながら同じ場所にあり続けるもの。
それがあるからこそ、ご家族は「帰る場所」が分かりやすくなります。
墓石商というと、「石を仕入れて加工し、販売する業者」というイメージを持たれる方も多いかもしれません。
もちろん、石の品質・加工技術・設計・施工など、専門性の高い部分は多くあります。
しかし、実際の現場で一番時間をかけているのは、
「どんなお墓が、そのご家族にとって良いのかを一緒に考える時間」です。
例えば、ご来店されるお客様の多くは、こんな不安を抱えています。
・墓石の価格の相場が分からない
・どこまで費用をかけるべきか判断できない
・和型にするか洋型にするか迷っている
・石の種類が多く、違いが分からない
・子どもの代、孫の代まで考えるとどう選べば良いか分からない
こうした迷いや不安を抱えたまま、「急いで決めてしまう」ことが一番避けたいことです。
だからこそ私たちは、
「ご予算はいくらですか」
「どのデザインにしますか」
といった話に入る前に、できる限りお話を伺うようにしています。
・どのようなご家族構成なのか
・代々のお墓なのか、新しく建てるのか
・お墓参りに通いやすい場所はどこか
・宗教・宗派の決まりごとはあるのか
・故人様の人柄や、大切にしてきたことは何か
こうした背景を知ることで、初めて「ふさわしいお墓」の方向性が見えてきます。
墓石商の仕事は、石を並べて「どうぞお好きにお選びください」ではなく、
そのご家族にとって納得感のある選択にたどり着くまで、寄り添っていくことだと考えています。
ここからは、実際によくいただくご質問と、その考え方の一例をご紹介します。
和型は、縦長で塔のような形をした、昔ながらのスタイルです。伝統的で格式があり、「お墓らしさ」が強く感じられます。
一方、洋型は横長で背の低いデザインが多く、現代的でやわらかな印象があります。文字やデザインの自由度も高くなります。
どちらが良い・悪いということはなく、
・お寺や霊園の規定
・他のお墓とのバランス
・ご家族の好みや価値観
を踏まえて選ぶことが大切です。
「ご先祖様のお墓は和型なので、並びを意識して同じスタイルに」
「先祖代々のお墓とは別に、これからの家族用として洋型を選ぶ」
など、背景によって最適解は変わってきます。
石は、色・模様・硬さ・吸水率・産地などによって性質が異なります。
国産石・外国産石、それぞれに長所がありますが、一番大切なのは
「その地域の気候風土や、墓地環境に合っているかどうか」です。
寒暖差が激しい地域、酸性雨の影響を受けやすい地域、海に近く潮風が強い地域など、条件はさまざまです。
現場をよく知る石材店であれば、
その地域で実際に長年建ち続けている墓石の様子を見て、
「この地域で実績のある石」をおすすめすることができます。
目先の価格差だけで決めてしまうと、
数十年単位で見たときの劣化度合いに差が出ることもあります。
だからこそ私たちは、「価格」「見た目」「耐久性」のバランスをご説明しながら、
納得のいく石選びを一緒に考えるようにしています。
墓石商としていつもお伝えしているのが、
「お墓づくりは、建てることがゴールではない」という点です。
お墓は、建てたその日から、ご家族と一緒に歳月を重ねていきます。
風雨にさらされ、苔や汚れがつき、目地の補修やクリーニングが必要になることもあります。
だからこそ、初回のご相談の段階から、
・今後、誰がお墓を守っていくのか
・お墓参りに通いやすい場所か
・将来、継承者がいなくなる可能性はあるか
といった「長い時間軸」での視点を持つことが大切です。
近年では、
・墓じまい
・永代供養墓への改葬
・合祀墓の活用
などの選択肢も広がっています。
墓石商としては、
「とにかく今、墓石を建ててください」とは決して申しません。
むしろ、将来の負担を見据えたうえでのご提案をする方が、ご家族にとっての安心につながると考えています。
そのため、
・将来、継承者がいなくなったらどうするのか
・もしもの時に備え、どこに相談すれば良いのか
といったことも、契約時からしっかりご説明するようにしています。
樹木葬、散骨、永代供養、オンライン供養…。
供養のスタイルは時代とともに多様化しています。
墓石商としても、「お墓だけが正解です」と言い切るつもりはありません。
大切なのは、それぞれのご家族が
「自分たちらしい形で、故人やご先祖を想えるかどうか」です。
そのうえで、お墓・墓石の良さは、
・いつでも足を運べる、具体的な「場所」があること
・実際に石に触れ、掃除をし、花を手向けるという“行為”があること
・家族や親族が集まりやすい“拠点”になること
にあると感じています。
どれだけ世の中がデジタル化しても、
手を合わせるという行為は、やはり身体を通じた営みであり、
その積み重ねが、心の落ち着きや感謝につながっていきます。
墓石商として、
その「手を合わせる場所」を、これからも丁寧につくり続けたい。
それが、私たちの変わらない想いです。
初めてお墓づくりを検討される方にとって、
墓石や霊園、費用や手続きは、分からないことだらけだと思います。
だからこそ、
・一軒だけで決めず、複数の石材店の話を聞いてみる
・見積りの内訳や工事内容、アフターサービスを比べてみる
・不安や疑問は、遠慮せずにその都度質問してみる
こうした「比べる時間」を、ぜひ大事にしていただきたいと思います。
墓石商として、私たちは
「どうすれば、今とこれからのご家族にとって無理のない、お墓のあり方になるか」
という視点を大事にしながら、お話をお聞きしています。
・今、具体的に建墓を考え始めた方
・将来のために、情報だけ先に知っておきたい方
・墓じまいや改葬について相談したい方
どの段階のご相談でも構いません。
一度話をしたからといって、必ず建てなければならないわけではありませんし、
「相談してみて良かった」と思っていただける時間をご提供できればと考えています。
お墓は、長い時間をご家族とともに過ごす存在です。
だからこそ、焦らず、落ち着いて、
「これなら自分たちらしい」と思える形をご一緒に探していきましょう。
墓石やお墓について気になることがあれば、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。
墓石商として、そして一人の人間として、誠実に向き合い、お応えしてまいります。
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皆さんこんにちは!
有限会社竹下石材店、更新担当の中西です。
さて今回は
~「墓石は一生の買い物」~
近年、墓石の種類やデザインが多様化し、
「従来型のお墓だけでなく、現代的なスタイルにもしたい」
というお客様が増えています。
今回は、
デザイン墓・洋型墓石・彫刻の種類・耐震施工・永代供養との違い・墓石のメンテナンス・建立までの流れを徹底紹介します。
墓石の形には大きく3種類あります
家紋・戒名を刻み、
日本らしい重厚感のある形。
最近人気の横型スタイル。
モダン
シンプル
洋風の墓所でも合う
黒御影石との相性が抜群。
完全オーダーメイド。
曲線のある形
物語性のある彫刻
家族の個性を表現
「故人らしさを表したい」
「世界に一つのお墓を作りたい」
という方に選ばれます。
墓石には、
名前(戒名)
家名
花や模様
文字デザイン
などを彫刻します。
彫刻の種類
一般的な彫刻方法。
立体的で高級感のある仕上がり。
白・黒・金・銀など様々な色を入れて見やすく。
彫刻の仕上がりは墓石の“表情”を決めるため、
職人の腕がはっきり出ます。
お墓は数百キロ〜数トンの重さがあり、
地震で倒れたりズレたりすると危険です。
地震対策
ステンレス棒で芯を通す
石の接着を強化する
免震パッドを使う
石と石の間のコーキングを丁寧に
この“見えない施工”の質で寿命が大きく変わります。
希望のデザイン、 budget(予算)、使用する石を確認。
墓地の寸法を正確に計測。
図面を作成し、石種・形状を決める。
石材工場で切断・磨き・彫刻。
地盤を固め、鉄筋コンクリートの基礎を施工。
石を組み上げ、耐震処理を施す。
彫刻の確認、清掃、お参りの方法も説明。
お墓は思っているよりもお手入れが簡単です。
✔ 水と柔らかいスポンジで洗う
✔ 金属ブラシは使わない
✔ 水アカは中性洗剤で落とせる
✔ コケはブラシで優しく落とす
✔ 風通しを良くする
黒御影石は特に汚れが落ちやすく、
光沢が長持ちするため人気です。
近年は墓石以外の供養スタイルも増えています。
永代供養
樹木葬
合祀墓
墓石を建てるかどうか迷う方も多いですが、
墓石の良いところは
家族の拠り所になる
自分たちのペースでお参りできる
名前を刻み、後世まで残せる
メンテナンス次第で長く保てる
お墓には「文化」と「家族の絆」をつなぐ力があります。
墓石は、一生で一度の大切な買い物。
石種・形状・彫刻・施工・耐震・メンテナンス…
すべてが価値を左右します。
家族の想いを形として残すために、
丁寧に選ぶことをおすすめします。
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