
皆さんこんにちは!
有限会社竹下石材店、更新担当の中西です。
第7回「墓石選びのポイントと長持ちメンテナンス術」に続く、第8回石材雑学講座は、**「お墓参りの作法と心構え」**をお届けします。故人を偲ぶ大切な時間をより丁寧に過ごすために、基本的な作法から準備のポイント、気持ちの整え方まで解説します♪
掃除用具を用意
たわし、雑巾、バケツ、水、線香立て用の灰など
お供え物を選ぶ
季節の花、故人の好きだったお菓子や果物
服装のマナー
黒や紺など落ち着いた色合いの服装で、派手すぎない装いを
手水(ちょうず)
墓地入口に手水鉢があれば、まず手と口を清めて心身を清潔に。
掃除
墓石の表面、花立、線香立て周りをたわしでこすり、水で洗い流す。
お花・お供え物
花立に生花を活け、お供え物は墓誌前にそっと置く。
線香を立てる
線香を3本程度、立ててから火を灯し、軽く合掌。
お焼香
宗派に応じた作法で。親指と人差し指・中指で抑え、額に軽くいただく。
手を合わせる
心の中で故人への感謝と報告を伝え、数秒間静かに合掌。
後片付け
灰を整え、使用した道具を元に戻してから立ち去る。
宗派 | 本数 | 回数の作法 |
---|---|---|
浄土真宗 | 線香1本 | 一度だけお焼香 |
真言宗 | 線香3本 | 合掌→香を摘む→合掌×3回 |
日蓮宗 | 線香1〜3本 | 合掌→香を摘む→合掌×3回 |
静粛を心がける
墓地は故人の安息の場。大声や走り回るのは避けましょう。
地域のルールに従う
墓地によっては使用時間や献花のルールがあります。事前に確認を。
お墓参りのタイミング
お盆、彼岸、命日、年忌法要など、家族や地域の慣習に合わせて計画を。
家族で故人を偲ぶ時間を
帰宅後、お供え物を家族で分け合い、思い出話に花を咲かせましょう。
定期的な報告
季節の変化や近況を墓前で報告し、故人とのつながりを大切に。
準備:掃除道具・お供え物・服装
作法:手水→掃除→供物→線香→お焼香→合掌
宗派:お焼香の本数・回数を確認
心構え:静粛・地域ルール・タイミング
アフターケア:家族で思い出を語り、定期的に報告
有限会社竹下石材店では、お墓参り用具の販売から作法のご相談まで承ります。安心して故人を偲ぐお手伝いをいたします!
次回の第9回もお楽しみに!